というわけで新年明けました、飽きるまではどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m(虚空に向かって)。
いろいろあったような、そうでもなかったような。
鬼滅の刃、終わりましたね。といっても終わったのは先月ですが。僕が最終巻を読んだのが今月入ってからだったというだけ。
でも発売から一月しか経っていないのに第三版とか書いてあって、改めて凄まじいなと。たった一月で、しかも最終巻がそれだけ刷られている。初版も相当数刷られているにも関わらずそれでも追いつかなかったということ。
前にも書いた気がするけれど、ここまでの社会現象になってるのをみると一周回って怖くなってきますね。
内容について僕が触れることは余りないです。しいて言うならねずことぜんいつがくっついたのは解釈違いだったかなくらい(ネタバレ)。
物凄いのめり込んでる人間が近くにいるのですが、そこまで本気にはなれなかった。面白いのは間違いないですが。
個人的にこのブームはアニメ完結までは続くんじゃないかと予想しているのですが、どうなるでしょうかね。案外あっさりと世間の熱がひいていくような予感もまたある。原作終わったし。
原作が続いている、物語が続いている、これは界隈の盛り上がりが続く上でかなり重要な要素なんじゃないかと個人的には思う。やっぱり公式からの供給に勝るものはないですよ。
ここまでがつかみの話。長い。
ここから本題。愚痴注意です。
ここ数日、Twitterで鬱を抜け出した人の漫画が話題になってますね。
僕もTLに流れてきたので読んできました。面白かったです。
あそこまで深い鬱になったことはないはずなのに、心にくるものがあった。
のだけれど、一部で怪しい心理療法の宣伝マンガとも言われていて(実名で催眠療法士が出てきて、施術費が高額)。
そのツイートのリプ欄なんてひどいもんですよ。やれ「騙されるところだった」だの「本買おうと思っていたけどやっぱりやめた」だの。
ひとつだけ言いたいことがある。
お前ら自分の意見は何一つ持っていないのか!?
僕が今回の件で思ったことはこれが一番大きい。
1年近く前のワニのときもそう。最終話までギャーギャーギャーギャー騒いでおきながら、いざ電通の名前を読んだら「広告会社の陰謀だ!」。もうね、アホかと。馬鹿かと。
別にワニも今回の漫画も、最初から読んでて「流行ってるけど別につまんないな」と思っていた人はいいですよ。自分を持っている。
今言っているのは、ピークのときはさんざっぱら持ち上げておいて、否定意見が大勢をしめた頃になって掌くるっくる回しだすやつのこと。それで楽しいのか?本当に。
今回の漫画なんて、絶対にあの人の施術じゃないと駄目!なんてどこにも書いていないのにね。あの人に合っていたのがただその方法だったというだけのはずなのに。ちゃんと読んだのかな。
個人的には、日本のインターネットの根幹にある嫌儲思想、これが大きいんだろうと思っています。
要は金の臭いが少しでもすると嫌な顔をし始める。だから宣伝なんてもってのほか、クリエイターは金を稼ごうとせず無料で清廉潔白な作品を提供し続けろ!こんなところでしょうか。
あほくせー。
これがあほくさいと笑い飛ばせている間は僕は健常だと信じている。
インターネットには相変わらず0か100しかないというお話でした。
あ、ワニの単行本は買いましたよ。3カ月楽しませてもらったお礼で。