否定と否定と否定と肯定

結局、自虐ネタなんて楽しんでるの言ってる本人だけな訳よ。

なんか気づくと自虐しちゃうんですけども、自虐ネタってそれ単体だと何も面白くないんですよね。そこに対して第三者からの芯のあるツッコミがあることで笑えるのであって、蔑まれたところで何も言えない。そうだよねーと同調しにくい、そんなことないよーと同情するしかない雰囲気。
実際問題「僕なんて死んだ方がいいんだ...」みたいなこと言ってる人間にかけるセリフなんて、「そんなことない!」か「さっさと死ね!」しかないですし。
そんなものに笑いの要素を見出せるのは本人しかいない。

じゃあなんで使ってしまうかって、やっぱり言ってる方は気持ちいいからなんですよね。その行為で自分自身からそのネガティブな感情を切り離して、それすらもネタとして笑えてしまう俺TUEEEEEEEE、みたいな。それで心の安寧を保つ。言葉のリスカみたいなもん。それで他人が困るのも一緒。

自虐するくらいなら堂々としていた方がまだましです。
やりすぎるとただのイキりにしかならないのでそこも注意が必要ですけども。