アクタージュ

くやしいことがありました。

 

あの事件発覚から数日は本当にきつかったし、なんなら泣きそうなくらいには引きずってた。まず間違いなく打ち切りだとは思いつつ、なんらかの方法で続けることはできないのか、休載のままでいられないのか、なんて素人考えでいろいろと思考していました。 もちろん被害者の方々のこと考えると許されないとはわかりつつ。

 

でも、たかが一読者でしかない僕なんかがつらい、しんどいなんて言うことができないほど、ジャンプ編集部や突然に仕事を奪われた宇佐崎先生、なにより被害者の方々はもっとつらい思いをされているはずです。

軽々しく心中お察ししますなんて言いたくないし、被害者がいることに対して「仕方ない」とかいう言葉も使いたくない。

けれど、やっぱり本当に好きだったし、なんなら今でも好きな気持ちはかわらない。

だからこそくやしいし、やるせない。

 

僕はずっと単行本で追っていたから本誌のことはわからないけれど。でもあんな中途半端なところで話が終わるわけがないし、もっともっと話が続いていくはずだった。

原作者の身勝手にも程がある愚かな行動で、彼女達の未来は潰えた。彼女達は殺された。

被害者のことを無視して「僕が読みたいから打ち切るな」なんて言う畜生にはなれないが、かといって「これただの絵だぞ」(インターネットに本当にあった煽り)なんて外野からのいい加減な煽りもできない。

 

結局のところ、最終的に言いたいのはこの一言。

ふざけんな

 

どうでもいいけど、最初は「先生」呼びだったのが連載終了を告げるリリースでは「氏」呼びだったのは、編集部が完全に梯子を外したんだと感じた。